おばあちゃんの万博応援日記

今日、テレビで「万博おばあちゃん」の特集を見て、とても心を動かされました。大阪万博に向けて情熱を注ぐ70代の女性が、故郷の九州から大阪へ移住するというニュースでした。万博開催まであと数ヶ月という時期に、新生活を始める勇気に感動しました。

私も幼い頃、祖父母に連れられて1970年の大阪万博に行った記憶があります。当時はまだ小学生でしたが、太陽の塔や未来的な展示物に圧倒された思い出が今でも鮮明に残っています。そして今度は2025年に新しい大阪・関西万博が開催されるということで、私も「万博おばあちゃん」に負けないくらい楽しみにしています。

特集によると、「万博おばあちゃん」こと田中さんは、万博ボランティアに応募するために大阪に引っ越したとのこと。万博公式サポーターにも登録し、SNSでは「万博グランマ」という名前で情報発信も始めているそうです。孫のような若い世代に万博の魅力を伝えたいという思いから、デジタルデバイスの使い方も一から勉強しているというエピソードには本当に頭が下がります。

私は今日、田中さんのSNSアカウントをフォローしてみました。万博会場予定地の夢洲を訪れた様子や、パビリオン建設の進捗状況など、定期的に投稿されています。特に印象的だったのは、「いないいないばあ」をもじって「万博万博ばあ」というハッシュタグを付けていることです。ユーモアのセンスが素晴らしいと思いました。

万博のテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」について、田中さんは「年齢に関係なく、人生の最後まで輝き続けたい」というコメントを残していました。この言葉に強く共感しました。私も60代を迎え、新しいことへの挑戦をためらうことがありましたが、田中さんの姿勢から多くを学びました。

万博開催に向けて、大阪では様々な準備が進んでいます。万博記念公園駅の拡張工事や、会場へのアクセス向上のためのインフラ整備など、街全体が活気づいています。田中さんは新居から万博会場までの交通手段も事前に調査済みで、開幕日には一番乗りを目指しているとか。その行動力と計画性には感心するばかりです。

今夜、家族との夕食時に「万博おばあちゃん」の話をしたところ、娘が「私たちも万博に行きたい」と言い出しました。三世代で万博を楽しむ計画を立てることになり、早速チケット情報をチェックし始めました。前売り券の販売開始はまだ先のようですが、パビリオンの情報やイベントスケジュールなどを調べるだけでもわくわくします。

万博関連のグッズも続々と発売されているようで、田中さんはマスコットキャラクターの「ミャクミャク」のぬいぐるみコレクションを始めたとSNSに投稿していました。私も何か記念になるものを集め始めようかと考えています。1970年の万博の際にも記念メダルを集めた思い出があるので、今回も何か収集できるものがあればいいなと思っています。

田中さんが移住先で地元のシニアサークルに参加し、同世代の万博ファンと交流を始めたというニュースも嬉しく思いました。年齢を重ねても新しい友人ができることは素晴らしいことです。私も地元の公民館で万博についての勉強会を開けないか、明日問い合わせてみようと思います。

「万博おばあちゃん」の生き方は、年齢に関係なく情熱を持って生きることの大切さを教えてくれます。田中さんは「万博が終わっても、その経験を活かして地域のボランティア活動を続けたい」と語っています。イベントそのものを楽しむだけでなく、その先の人生まで考えているところに深い知恵を感じます。

明日は図書館に行って、過去の万博に関する資料を調べてみようと思います。1970年の万博と2025年の万博を比較して、技術の進化や社会の変化を実感したいです。そして「万博おばあちゃん」のように、自分の経験や知識を若い世代に伝えていくことができれば素晴らしいと思います。新しい一歩を踏み出す勇気をもらった一日でした。

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